海外旅行や出張中は、現地のインターネット事情によって不便を感じることが少なくありません。
空港やカフェなどのフリーWi-Fiは便利な反面、セキュリティ面で不安が残ることも。
そんな時に便利なのが、手軽にモバイル通信を利用できるeSIMサービス「Saily(セイリー)」。
面倒な手続きやSIMカードの差し替えなしで、200を超える目的地ですぐにネットに接続できます。
本記事では、Sailyの特徴やメリット・デメリット、実際の利用者の口コミを詳しく紹介します。
Sailyとは?
Saily(セイリー)は、海外旅行中でも手軽にインターネット接続ができるeSIMサービスです。
アプリで旅行先に合ったデータプランを選ぶだけで、現地に到着した瞬間から自動で接続される仕組みが特徴。
毎週1GBから半年間使える100GBまでの豊富なプランに加え、どこでも使える「グローバルeSIM」や「ヨーロッパ用eSIM」、さらには複数の人気な目的地においてデータ通信量無制限のプランも選択可能です。
Sailyを利用すれば、従来のSIMのように現地でカードを購入したり差し替えたりすることなく、渡航前に設定するだけでスムーズな通信環境が整います。
開発元は、NordVPNを提供し、セキュリティで実績のあるNord Security。広告ブロックや仮想位置変更などのセキュリティ機能も充実しており、海外で安心してインターネットを利用できます。
Sailyのメリット
Sailyの主なメリットを4つ紹介します。
- 世界で200を超える目的地に対応
- 柔軟で手軽なデータプラン
- 簡単な設定と即時接続
- 高いセキュリティとプライバシー保護
世界で200を超える目的地に対応
Sailyは、200を超える目的地で利用可能なeSIMサービスです。
たとえば、アメリカやフランス、タイ、マレーシアなど、多くの国で手軽な価格のデータプランが提供されています。
現地でインターネットを利用するには、旅行前にアプリで目的地に合ったプランを選択し、eSIMを設定しておくだけでOK。
空港や駅でWi-Fiスポットを探したり、SIMカードを購入したりする手間不要で、スムーズなインターネット接続が可能です。
柔軟で手軽なデータプラン
Sailyは、海外旅行を楽しむユーザーのニーズに合わせた柔軟なデータプランを提供しています。
1GB / 7日間から100GB / 180日間まで、さまざまなデータプランが用意されており、旅行の目的や滞在期間に応じて最適なプランを選択可能。
たとえば、タイでは1GB / 7日間がUSD 2.99、10GB / 30日間がUSD10.99と、手が出しやすい価格です。
また、データ使用量が80%を超えた時点で通知が届くため、データ不足の心配もありません。
簡単な設定と即時接続
SailyのeSIMは、専用アプリによる簡単な設定と即時接続が特徴です。
アプリをダウンロードしてeSIMをインストールするだけで、目的地に到着した瞬間から自動的に接続が有効になります。
現地でのSIMカードの購入や差し替えが不要となり、旅行先でスムーズに通信環境を整えられるのが魅力です。
また、1つのeSIMに複数の目的地を追加できるため、旅行の度に新しいeSIMをインストールする必要もありません。
チャージするだけで簡単に利用できるので、さまざまな国に旅行したい人にも便利です。
高いセキュリティとプライバシー保護
Sailyは、VPNサービスで世界的に評価の高いNordVPNを提供するNord Securityによって開発されたeSIMです。
データ通信にはセキュリティレベルの高い暗号化技術が採用されており、インターネット接続時の安全性が大幅に向上します。
また、仮想位置変更や広告のブロック、怪しいサイトの回避など、オンラインプライバシーの保護にも力を入れています。
オンラインの脅威からしっかり守りながら、海外旅行中もインターネットを楽しんだり観光に役立てたりしたい人には、Sailyがおすすめです。
Sailyのデメリット
Sailyを利用するなら知っておきたいデメリットを3つ解説します。
- 音声通話やSMS機能は利用できない
- 一部地域で通信品質のばらつきがある
- eSIM対応のデバイスが必要
音声通話やSMS機能は利用できない
SailyのeSIMはデータ通信専用であり、音声通話やSMS機能には対応していません。
そのため、現地の電話番号が必要な場合や、SMS認証が必要なサービスを利用する際には不便を感じることも。
音声通話を利用するには、LINEやWhatsAppなどのサービスを別途使用する必要があります。
また、SMS認証が必要なサービスについては、旅行前に代替手段を確認しておくことが重要です。
一部地域で通信品質のばらつきがある
Sailyは世界200ヶ所で利用可能ですが、一部の地域では通信品質にばらつきが見られます。
たとえば、Google Playの口コミでは、中国やウズベキスタンなどの地域でネットにつながらなかった、通信速度が遅かったというケースも報告されています。
利用に際しては、自分が訪れる国や地域で実際にeSIMを利用したユーザーの口コミを確認しておくといいでしょう。
eSIM対応のデバイスが必要
SailyのeSIMを利用するには、eSIMに対応したスマートフォンやタブレットが必要です。
eSIMはすべてのデバイスが対応しているわけではなく、古い機種や一部の格安スマートフォンでは使えないことも。
ただし、このデメリットはSailyだけに限らず、すべてのeSIMサービスに共通して言えることです。
利用前にお手持ちのデバイスがeSIMに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
Sailyの口コミ
ここでは、実際に海外旅行でSailyを利用した人の口コミ・評判をいくつか紹介します
最安値というわけではないですが、提供元がNordVPNという事で信頼性を優先して、使いました。ヒースロー空港に到着してしばらく通信できなかったので、ドキドキしましたが、しばらく待ったら無事に通信できました。
引用元:App Store
マレーシアで利用しました!
初めてのeSIMでどきどきしましたが、問題なくLTEがつながりました。Google mapsや検索エンジン、ポケモンGO などを使いましたが2,3日は1Gで十分でした!(宿泊はWi-Fi があるところであったこともあります。)
引用元:App Store
アンドロイドで使用。スペインとトルコで使用するために、インストールしました。日本語のチュートリアルに従ってスムーズに設定できました。現地に着いて、モバイルデーター、ローミング、simをON、で動き出すと思っていましたが、動かず。原因はAPN設定でした。Sailyはヘルプでチャットで相談にのってくれるので、始めての私でも、何とコネクトすることができ、一度つながってからは、トラブルなく使用できました。
引用元:Google Play
「提供元がNordVPNで安心できる」「問題なくつながった」など、信頼性や通信の安定性に満足する声が多く見られました。
日本語のチュートリアルやチャットサポートに安心感を感じているユーザーも多く、初めてeSIMを利用する人でも使いやすいサービスだと言えます。
多少のタイムラグはあっても最終的に問題なく使えたという評価が多く、特に欧州や東南アジアなどの都市部ではスムーズに通信できたという事例が複数報告されています。
一方で、遠隔地で通信速度が遅いという声も報告されています。
Sailyのネットワークのカバー範囲は、地域のネットワークプロバイダーに依存しており、ユーザーが山間部や遠隔地域(郊外)でインターネットを使用する場合、接続速度が低下する可能性があります。
全体として、国や地域によって使用感が異なる可能性があるため、渡航先の対応状況を事前に確認しておくことが大切です。
まとめ
本記事では、eSIMサービス「Saily」のメリット・デメリットや口コミを紹介しました。
Sailyは、世界各地で手軽にインターネットを利用できる利便性が魅力で、海外旅行や出張が多い人におすすめのサービスです。
海外旅行先でスムーズな通信環境を整えたい人は、ぜひSailyのeSIMを利用してみてください。