エプソンのプリンター「カラリオ」シリーズから2024年2月に発売されたEW-056AとEW-456Aは、家庭向けのA4インクジェット複合機です。
この記事では、それぞれの特徴や違いを詳しく比較し、どちらがどのような人におすすめなのか解説します。
EW-056AとEW-456Aの口コミ・違いを比較|どちらがおすすめ?エプソンのプリンター
両機種は基本的な機能がほぼ同じですが、液晶画面の有無や自動両面印刷機能などの違いがいくつかあります。それぞれの違いを以下にまとめました。
1. 液晶画面の有無
- EW-056A:液晶画面は非搭載。操作は本体のボタンで行います。エラーの確認や設定変更はパソコン上で対応する必要があります。
- EW-456A:1.44型カラー液晶画面を搭載しており、プリンター本体のみでエラー確認やインク残量の確認が可能です。
液晶画面を使って操作を簡単に行いたい方には、EW-456Aがおすすめです。
2. コピー機能の違い
- EW-056A:A4サイズのコピーのみ対応。拡大・縮小コピーはできません。
- EW-456A:25~400%の範囲で拡大・縮小コピーが可能。さらに「オートフィット機能」により、用紙サイズに合わせて自動調整できます。
資料を拡大・縮小してコピーしたい方には、EW-456Aが便利です。
3. 自動両面印刷機能
- EW-056A:自動両面印刷は非対応。両面印刷を行う際には、手動で用紙を裏返す必要があります。
- EW-456A:自動両面印刷に対応しており、用紙を裏返す手間が不要です。
両面印刷を頻繁に行う方は、EW-456Aの方が手間が省けます。
4. 印刷可能サイズ
- EW-056A:L判~A4サイズまで対応。名刺やカードサイズの印刷には対応していません。
- EW-456A:L判~A4サイズに加え、名刺サイズやカードサイズの印刷も可能です。
名刺やカードの印刷が必要な方には、EW-456Aがおすすめです。
価格の比較
- EW-056A:約8,800円(2024年11月時点)
- EW-456A:約9,000円(2024年2月時点)
価格はほとんど変わりませんが、EW-056Aは低価格でシンプルな機能が特徴です。一方、EW-456Aは多機能な分、若干高くなります。
EW-056AとEW-456Aのメリット・デメリット
EW-056Aのメリット・デメリット
メリット:
- 低価格で手に入る
- 基本的な印刷機能が揃っている
- Amazon Alexaに対応しており、音声操作が可能
デメリット:
- 液晶画面がないため、操作が少し手間
- 自動両面印刷に非対応
- コピーはA4サイズ限定で、拡大・縮小ができない
EW-456Aのメリット・デメリット
メリット:
- 液晶画面で操作が簡単
- 自動両面印刷機能で手間が省ける
- 名刺やカードサイズの印刷にも対応
- 拡大・縮小コピーが可能
デメリット:
- EW-056Aと比べて価格が少し高い
- Amazon Alexaには非対応
どちらのプリンターがおすすめ?
- EW-056Aがおすすめの人:
- プリンターの購入費用を抑えたい方
- 液晶画面がなくても問題ない方
- 自動両面印刷や拡大・縮小コピーが不要な方
- スマートスピーカー(Amazon Alexa)を使いたい方
- EW-456Aがおすすめの人:
- 液晶画面付きで簡単に操作したい方
- 自動両面印刷や拡大・縮小コピー機能が必要な方
- 名刺やカードの印刷をする機会が多い方
EW-456Aをおすすめする人
多機能なプリンターが欲しい方
EW-456Aは多彩な機能を搭載しており、家庭や仕事で幅広い用途に使いたい方におすすめです。以下のような機能が揃っています。
- 自動両面印刷機能:両面印刷を自動で行えるため、手間を省きつつ用紙の節約が可能です。
- 拡大・縮小コピー機能:25%~400%の範囲で拡大・縮小ができ、必要に応じてサイズを調整できます。さらに、用紙サイズに合わせて自動調整する「オートフィット機能」も便利です。
- 名刺・カードサイズの印刷:A4サイズだけでなく、名刺やカードの印刷も行えるため、幅広い印刷ニーズに対応します。
液晶画面で操作を簡単にしたい方
EW-456Aには1.44型カラー液晶画面が搭載されています。これにより、以下のような操作がプリンター本体で完結します。
- インク残量の確認
- エラー内容の表示
- 各種設定変更
パソコンを使わずに直感的に操作できるため、機械が苦手な方にも扱いやすい点が大きなメリットです。
印刷品質を重視する方
EW-456Aはエプソン独自の「目玉焼き」インクを採用しており、発色が鮮やかで耐久性にも優れています。写真や文書を高品質に仕上げたい方にぴったりです。
EW-056AとEW-456Aの共通点|知っておきたいポイント
両機種は、エプソンが2024年に発売したA4インクジェット複合機「カラリオ」シリーズのモデルです。基本的な機能は以下の通り共通しています。
印刷機能
- 印刷方式:インクジェット方式を採用
- インク構成:顔料ブラック1色、染料カラー3色(シアン・マゼンタ・イエロー)の4色独立インク
- 印刷サイズ:L判写真~A4サイズに対応
- フチなし印刷:どちらも対応
- 印刷コスト:A4カラー印刷1枚あたり約15.2円
スキャン・コピー機能
- スキャン:JPEGやPDF形式で保存が可能
- コピー:A4サイズのカラー・モノクロコピーに対応
接続・操作性
- 接続方法:USB2.0、無線LAN(Wi-Fi)、Wi-Fi Directに対応
- スマホ・タブレット接続:「Epson Smart Panel」アプリを使えば、スマホやタブレットから印刷やスキャンが可能
本体デザイン・重さ
- 本体カラー:どちらもホワイト系のみ
- 重さ:EW-456Aが約4.3kg、EW-056Aが約4.0kgと、EW-056Aの方がやや軽量
EW-056AとEW-456Aの違い|どちらを選ぶべき?
機能・特徴 | EW-056A | EW-456A |
---|---|---|
液晶画面 | なし | 1.44型液晶画面を搭載 |
コピー機能 | A4サイズのみ対応 | 25~400%拡大・縮小可能、オートフィット機能搭載 |
自動両面印刷 | 非対応 | 対応 |
印刷可能サイズ | L判~A4 | 名刺/カード~A4サイズ対応 |
価格 | 約8,800円(2024年11月時点) | 約9,000円(2024年2月時点) |
重さ | 約4.0kg | 約4.3kg |
スマートスピーカー | Amazon Alexa対応 | 非対応 |
どちらのプリンターがおすすめ?
EW-056Aがおすすめの人
- プリンターの購入費用を抑えたい方
- コピー機能はA4サイズだけで十分な方
- 液晶画面がなくても操作に支障がない方
- スマートスピーカー(Amazon Alexa)を使いたい方
EW-456Aがおすすめの人
- 多機能なプリンターが欲しい方
- 自動両面印刷や拡大・縮小コピー機能が必要な方
- 液晶画面で操作やインク残量を簡単に確認したい方
- 名刺やカードサイズの印刷が必要な方
- 多少の価格差よりも便利さを優先したい方
まとめ
EW-056AとEW-456Aは基本的な機能は同じですが、使いやすさや便利な機能が異なります。
- 価格重視でシンプルな機能があれば十分な方はEW-056A
- 多機能で幅広い用途に対応するプリンターが欲しい方はEW-456A
それぞれの特徴を理解して、ご自身の使い方や予算に合ったプリンターを選びましょう。