2024年10月25日にリリースされた「Call of Duty: Black Ops 6(COD BO6)」において、ランクマッチやスキルマッチのシステムがどうなっているのか気になる方も多いと思います。
本記事では、その点について詳しく解説します。
COD BO6にはランクマッチはある?
COD BO6のランクマッチとスキルマッチの現状
COD BO6では、ランクマッチはまだ実装されていません。一方で、スキルベースマッチメイキング(SBMM)という仕組みが採用されています。SBMMは、プレイヤーのスキルレベルに基づいて試合相手をマッチングするシステムです。
このため、初心者でも自分と同じレベルのプレイヤーと対戦できるため、ある程度公平な試合が期待できます。ただし、以下で詳しく述べる通り、この仕組みには肯定的な意見と否定的な意見の両方が存在します。
SBMMへの否定的な意見
1. 常に接戦が求められるストレス SBMMでは、自分と同程度のスキルを持つプレイヤーと対戦するため、一方的な試合展開がほとんどなく、常に競り合うような試合になります。これにより、リラックスして楽しめる場面が少なく、特にカジュアルなプレイを好むユーザーにはストレスが溜まる原因となっています。
2. 負け続けることでモチベーションが低下 ソロプレイヤーにとって、味方のスキルレベルが低い場合や、一方的な試合に巻き込まれることが多くなります。結果として、勝利を得るまでに多くの試合をこなさなければならず、モチベーションが下がることがあります。
3. 技術的な問題 SBMMでは、プレイヤーのスキルを優先してマッチングするため、ping(通信遅延値)の高いプレイヤー同士がマッチングされることがあります。その結果、ラグやパケットバーストといった技術的な問題が発生しやすいという報告があります。
4. パーティープレイ時の不利 パーティーを組んでプレイする場合、チーム全体のスキルレベルに基づいて対戦相手が決まるため、ソロプレイヤーが高スキルのパーティーとマッチングされることが増えます。これにより、ソロプレイヤーが不利になる状況が生まれています。
5. 武器レベル上げや遊び方の制限 接戦が多い環境では、レベルの低い武器や遊び心のある装備を使うことが難しくなります。これにより、新たな戦略を試す余裕がなく、同じ武器や戦術に頼りがちになります。
SBMMへの肯定的な意見
1. 初心者に優しいマッチング 初心者がベテランプレイヤーと対戦する機会が減るため、ゲームに慣れるまでのハードルが下がります。これにより、初心者でも比較的公平な環境でプレイを楽しむことが可能です。
2. スキルの向上を実感できる 常に自分と同じレベルのプレイヤーと対戦することで、自分のスキルが向上した際には、より高スキルのプレイヤーとマッチングされるようになります。この変化がモチベーションにつながる場合もあります。
その他の注意点
1. ゲームの緊張感が増し、疲れやすい 一部のプレイヤーからは「常に接戦が続くことでゲームが疲れる」という意見が寄せられています。ゲームに爽快感を求める人にとっては、接戦が続く環境はストレスに感じることもあります。
2. クロスプレイの制約 COD BO6ではクロスプラットフォームプレイが可能ですが、PSやXboxのプレイヤーはオンラインサービスへの加入が必要です。この点は、特に新規プレイヤーが注意すべきポイントです。
COD BO6について
COD BO6(Call of Duty: Black Ops 6)は、2024年にリリースされた人気シューティングゲーム「Call of Duty」シリーズの最新作です。豊富なゲームモード、詳細に作り込まれたマップ、個性的なオペレーターが用意されており、初心者から熟練プレイヤーまで楽しめる設計になっています。本記事では、COD BO6の特徴について詳しく解説します。
クロスプレイの対応状況
COD BO6では、異なるプラットフォーム間でのクロスプレイが可能です。この機能を利用することで、より多くのプレイヤーと一緒に楽しむことができます。
対応プラットフォーム
PlayStation、Xbox、PCなどの主要プラットフォームでプレイ可能です。
クロスプレイの有効化と無効化
- 有効化時: 異なるプラットフォームのプレイヤーと混在したサーバーでマッチングされます。
- 無効化時: 同じプラットフォーム内(例: PlayStation同士)のみでマッチングされます。
注意点
- PlayStationやXboxでクロスプレイを利用するには、有料オンラインサービスへの加入が必要です。
- PlayStationユーザー: 「PS Plus」への加入
- Xboxユーザー: 「Xbox Game Pass Ultimate」または「Xbox Game Pass Core」への加入
プライベートマッチ
用途
プライベートマッチは、フレンドと気軽に対戦したり、新しいマップや武器の研究をしたいときに便利です。特に、eスポーツや大会の練習にも利用されています。以下のような特徴があります。
- フレンド同士での対戦: ゆったりした雰囲気で楽しめます。
- マップの研究: 地形やルートを確認することで、実際の試合での戦略に役立てられます。
- 練習用: 新しい装備や戦術のテストができます。
マルチプレイヤーモード
COD BO6のマルチプレイヤーモードは、幅広いプレイスタイルに対応するさまざまなモードが用意されています。
スタンダードモード
- 特徴: CODの代表的な6対6チーム戦。以下のモードが含まれます。
- チームデスマッチ
- ドミネーション
- サーチ&デストロイ
- キルコンファーム
- おすすめポイント: 初心者からベテランまで気軽に参加できる内容です。
フェイスオフモード
- 特徴: 小規模なマップでの対戦が特徴的。以下のようなモードがあります。
- フェイスオフ ドミネーション
- フェイスオフ チームデスマッチ
- 注意点: スコアストリークが無効となるため、純粋なスキルが試されます。
ハードコアモード
- 特徴: 一部のHUD情報が制限され、リアリティのある試合を楽しめます。
- 味方への誤射が有効
- 体力が大幅に低下
ガンファイトモード
- 特徴: 2対2で行われるラウンド制の対戦モード。あらかじめ用意された装備を使い、短時間で勝敗が決します。
訓練コースと射撃場
- 訓練コース: ゲームの基本操作や戦闘スキルを学べます。
- 射撃場: 武器のカスタマイズや調整が可能です。ダミーターゲットの配置や距離を調整して、最適な武器ビルドを見つけることができます。
マップの種類
COD BO6には、ゲームモードに応じたさまざまなマップが用意されています。
- コアマップ(12種類): 主に6対6の対戦モードで使用されるマップです。
- ストライクマップ(4種類): 2対2や6対6の試合で利用されます。
マップにはそれぞれ特徴的な地形やオブジェクトが配置されており、戦略的なプレイを求められます。
オペレーター
COD BO6には、20人以上のオペレーターが登場します。それぞれ独自の背景や能力を持つため、戦略に応じて選択できます。
勢力
- ローグブラックオプス: 特殊部隊出身のエリート。
- クリムゾンワン: 新興勢力で謎に包まれたグループ。
アンロック方法
- 一部は初期から使用可能。
- 特定のチャレンジをクリアするか、有料版で解除できます。
その他の遊び方
キャンペーンモード
ローグブラックオプスの一員となり、世界を舞台にしたミッションを遂行します。緻密なストーリーと迫力ある演出が楽しめます。
ゾンビモード
チームを組んでゾンビの波状攻撃を生き延びるモード。協力プレイが好きな人におすすめです。
まとめ
COD BO6は、豊富なモードと幅広いプレイスタイルに対応した内容で、初心者から上級者まで楽しめる設計になっています。クロスプレイやオペレーター、マルチプレイヤーモードなど、魅力的な要素が多数含まれており、プレイヤーにとって飽きの来ないゲーム体験を提供します。
一方で、クロスプレイ時のオンラインサービス加入の必要性や、ハードコアモードのようにシビアなプレイが求められる場面もあるため、自分のプレイスタイルに合わせて楽しむことがポイントです。